内容証明郵便は、単に通常郵便物として郵送する場合と異なり、利用料金の算定が少し複雑になります。大まかな内訳及び算定基準は、以下の通りです（なお、ここで示す内訳及び算定基準は、窓口受付の場合を前提としております）。
1,通常郵便物としての料金
８０円（これは、定形郵便物でかつ重さ２５ｇまでの標準的な場合です。）
2,内容証明料金
４２０円（これは、文書が１枚の場合を前提としております。２枚を超える場合は、増加分１枚ごとに２５０円が加算されます。）
3,書留料金
４２０円（通常郵便物の一般書留としての料金です。）
4,配達証明料金
３００円（これは、あくまでも任意で付加するものですが、相手方に「いつ届いたのか」ということはその後の手続等において非常に重要な事実となることが多いため、内容証明郵便を利用する際は、常にセットと捉えておくことが好ましいでしょう。なお、差出後にこのサービスを利用する場合の料金は、４２０円になります。）
※ クーリングオフ通知文などを内容証明郵便で出す場合で考えると、標準的には、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを基本料金とした上で（ただし、１通当りの内容証明文書の枚数は２枚くらいになるのが通常ですので、Ⅱの料金に関しては２５０円増の６５０円になる場合がほとんどです）、上述のように配達証明を付加することが好ましいので、これを含めて合算すると、１，４７０円となることが多いです。
なお、速達サービスを付加する場合は、２７０円の加算となります。
