悪徳商法の種類
【キャッチセールス】
繁華街などで「アンケートにご協力いただけませんか?」などと声をかけ、事務所に来るよう巧妙に促し、事務所で長時間にわたる説得をし、高額取引に関する契約書にサインをさせる悪徳商法です。
【アポイントメントセールス】
電話による勧誘で、「あなたは○○に当選されましたので、どこに何時に来てください」などと言って誘い出し、高額取引の契約を結ばせる悪徳商法です。
【マルチ商法】
「儲かるから」と言って知人などを商品の販売組織に誘い、商品やサービスを契約させ、次々に組織の会員を増やし販売実績を上げていくと、それに応じて利益が得られる商法です。
【内職商法】
電話による勧誘や、折込チラシ、求人広告などで「自宅で高収入」「高額副業」などと謳い、応募者に対して、仕事を紹介する代わりに登録費や研修用教材費用などを高額で売りつけ、結局は仕事を紹介しない悪徳商法です。
【モニター商法】
健康食品や化粧品などを試しに使用して、意見や感想をレポートするモニターの仕事を与える代わりに、その商品を購入させる手口のことです。
【現物まがい商法】
「運用すれば絶対儲かる」、「有利な資産運用ができる」などと言って勧誘し、金やダイヤモンドなどを売りつけ、それを預かり一定期間後に利子をつけて返す契約を結んで預り証を渡すも、現物が存在するか疑わしい、あるいは実際は存在しない場合をいいます。
【騙り商法・点検商法】
騙り商法は、公的な団体を名乗り訪問してきて、勘違いをさせて商品を売りつける悪徳商法です。
点検商法は、点検を装い、不当に高額な備品の設置工事や住宅リフォームなどの契約を迫る悪徳商法です。
【催眠商法】
一定の場所に人々を集め、会場を閉鎖的にしたうえで、来場者の群集心理を巧みに操り、冷静な判断力を欠いたところで一気に高額の商品を売りつける手口のことです。